店長からのご挨拶

山茶

九州山地の山の中には自生のお茶の木がたくさんあります。

お茶の木の根は地中深くまで伸びてるため、昔は焼き畑で作物を作った後には地中に残ったその根からお茶の芽が最初に出て来るのだとか。

人々は山仕事の合間に焚火でお湯を沸かして、近くのお茶を枝ごと切ってきて葉をその火で軽く焙ってしごいて、それをヤカンで煎じて飲むのが山の一休みでした。

釜炒り茶は熱した大きな釜に摘んできた茶の葉を入れて炒ってお茶の酵素の働きを止めて(失活)発酵を防いで、味を濃くするために揉み、乾燥させます。炒ったり揉んだりを数回繰り返してやっと出来上がりです。

今では機械製の釜炒りがほとんどですが数十年前までは山間地の集落では新茶時には山から摘んできた自生の茶の芽を庭先の大釜で炒る光景はよく見られました。

台風一過の秋晴れの日、久しぶりに山間地に行き、山茶の苗を採ってきて鉢に植えてみました。その近くでもう珍しくなった手炒り手揉みの釜炒り茶を手に入れ、帰ってからゆっくりいただきました。

日本のお茶のルーツ。時代を超えた山の文化の香りです。

 

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店長からのご挨拶

毎度お世話になります。
やたら趣味の多い、好奇心のカタマリのような私です。基本お茶と桑の葉茶ですが、時々それ以外の商品の紹介もありますのでよろしくご覧ください。
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